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というわけで、SRC界隈ではWii本体ごとNEOを買った人がチラホラ居るような中、
こっちはあえてその流れに背いて今更先が微妙っぽい感もある箱○本体購入しつつ何か月ぶりだよという日記更新。
シュタインズ・ゲート自体に関しては、カオスヘッドの続編という時点で発売前の情報が出だした段階で
多少の興味はあったものの、本体持ってないからスルーで評判とPC移植待ちだわなーとか思っていて、
発売直後から2chまとめブログやら某批評統計サイトやらでやたら評判いい点も、「移植されたら買おう」
と思うに留まっては居たのだけど、この辺の連中が毎日毎晩
"スゲェ"とか"ヤバイ"とか"面白い"とか思わせぶりに煽りまくって来るから!
まぁ、移植を待ってタイムリーな時機を外しちゃうことや、何かの拍子に致命的なネタばれ踏みかねないリスクと
本体購入してまで買うかを天秤に掛けた結果、選ばれたのは後者でしたという訳で。
あれだシュタゲ的に言うならそれも「運命石の扉(シュタインズゲート)の選択だ」という奴ですね。
しかしギャルゲーの為に本体買うのはDC以来だ。それを除くと本体購入はいつもスパロボ目当てだったりはしたのだけど、今は昔という奴か。
とりあえず現状はまだ8/7辺りで全然途中なので、全体的な評価は出来る段階じゃないんだけど、
Ever17とかシンフォニック=レインだとかと比べると序盤の内から要所要所で一気に世界というか
PLの認識を変えるトリガーを仕込んでて、マンネリ化・中弛みをさせずに
スピーディーに展開させてるのがかなりの好印象。まぁ、Ever17はともかくシンフォニック=レインの方は
序盤のあの鬱屈とした展開も作品上外せないというか、あればこそ"裏返った"後を際立たせるものではあるけれど。
今のところ十分面白くて、伏線も色々張られてるっぽいし、素直に先が気になるしでこの先どこまでのものを見せてくれるかかなり期待ってとこで。
以下ネタバレ含みを隠しつつ気になった点や気づいた点等感想以前のメモ書き
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別にことさら『けいおん!』にはまっているわけでもなんでもないんだけど、
『けいおん!』キャラ人気投票@はてな
『けいおん!』のキャラクターで一番好きなのは誰ですか? 『けいおん!』? なにそれ? 191 平沢 唯 22 秋山 澪 46 琴吹 紬 12 田井中 律 15 山中 さわ子 11 真鍋 和 7 平沢 憂 10 中野 梓 9 誰とかじゃなくて女の子同士が仲良くしてるのを見るのが好きなんです 41
まぁ、時々溜まったポイントをアンケで放出したくなったりするので。
ネタが『けいおん!』なのはマイナー作品で質問しても
http://d.hatena.ne.jp/arsyu/20050129
見たいに悲しいことになったりするから位の軽い気持ち。
今期のアニメで一番楽しんでるのは圧倒的に戦国BASARAだし。
マイナーエロゲー発掘企画参加
HN:arsyu
サイト名:或るシンフォニック=レイン好きの住処
随分と出遅れちゃったけど、ブクマコメントで宣言してたとおりに参加。
基本的にドメジャー系の作品よりもマイナー系作品の方が思い入れのある作品が多いから
個人的に取り上げたい候補には事欠かないんだけど、とりあえず世間的なマイナーさと
現時点でも入手経路がそれなりにありそうというのを重視してあまり古いのは避けた方向で。
作品名:「天使憑きの少女」
メーカー:Nail
- 出版社/メーカー: Nail
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: CD-ROM
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どう見てもエロ要素が必要ないどころか邪魔レベルな話なんで
"エロゲ"として挙げるのはあれかもしれないけど(実際に全年齢版も出たし)、
こういう作品がぽっと出て来るのもエロゲ市場の懐の深さだと思うのであえて。
エロゲらしからぬテーマを持った作品ってのも世には結構あるものだけど、
キリスト教(と言うか聖書)をバックボーンとして語られる"脳死からの臓器移植の是非"
ってテーマは流石にかなり突き抜けてたと思うわけで。ただ流行に乗った安易に消費される物語ではなく、
そういった訴えるべきテーマをしっかりと据えて、最後まで描ききった作品として評価したい。
テーマを貫いただけでなく、オムニバスの各章のピースを一つにつなぎ合わせて導かれる物語の結末の余韻も良かった。
エロゲの持つ可能性の一端に触れてみるという意味でもお薦めしたい作品。
- 出版社/メーカー: Artel Team Prefab
- 発売日: 2007/03/30
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販売形態がやや特殊だった関係もあって、出来の割に埋もれてしまった作品という印象。
バトルシーンもあるけれど、ストーリーの展開上必要だから入ってるといった感じで
基本的には伝奇バトルではなく、あくまでも伝奇ゲー。
ヒトと妖、お互いに相容れない事情を抱え、全てを救える方法が無い状況で、
自分の力で出来ることは限られると言うことをしっかりと認識した上で、
あくまでも自分のその時出来る範囲での精一杯を選択する主人公周りの描写のバランス感が良かった。
基本的に地味目な事は否めないし、3人目のヒロインのシナリオが結局用意されずに終わってしまった
辺りでの物足りなさも残るのだけれど、こぢんまりとした良作伝奇ゲーとしてもっと評価されて良いと思う。
CGや背景、音楽等も世界観にきっちりと合い、レベルの高いものだっただけに埋もれてしまうのが惜しい。
作品名:「NaturalAnotherOne 2nd -Belladonna-」
メーカー:Dream Soft(F&C)
Natural Another One 2nd ~Belladonna~ 初回版 DVD-ROM版
- 出版社/メーカー: DreamSoft
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とりあえず、調教系っぽいゲームでヒロインのパラメータに"殺意"が有るって言うのが
一部の属性の人にはクリティカルだと思うわけですよ。
選択肢の応答やら他のキャラと仲良くしてる所を見られた時とかに
「殺意」のパラが ジリジリと上がっていくのを見るだけでもう楽しくて。あとは調教と純愛をそれこそナチュラルに同時に貫けるっていう
バランス感覚のある主人公のキャラクター造形が想像以上に良くできてたのが印象的。
真性のサディストで常識的なモラルに欠け、自己中心的な所もある癖に
人と人の繋がりを信じて、それを大切に想い、ヒロインとの純愛を貫き、
大事な人達の為になら命を掛けることも厭わない。
と、まとめて書くとワケ分からない行動してそうだけど、そういった主人公像が
作中で実に自然に表現されているのが上手い。
そして重要なのが、その主人公の性質が基本的に最初から最後までぶれたり変質したりせずに貫かれてる点。
軽々しく改心させたりしないで、結局最後まで主人公はサディストで
ヒロインを調教してるような変態のままなのにしっかりと純愛を描いてるところが凄い。
そういう主人公だからこそ(自分に殺意を抱いてたりする)邪悪ヒロインをその邪悪さも含んで
相手を丸ごと愛せるわけで、この主人公あってこそのこの作品と言える。複数ライター制でありながら、この主人公の有り様は一貫して維持されていたのも地味に凄い。
とりあえずこんな所で。
自己評価は極めて高い割に世間的にあまり評価されて無いからこういう機会に薦めたいという意味では
「鎖-クサリ-」が筆頭なんだけど、流石にLeaf作品で某エロスケでデータ数が300以上のものを"マイナー"として挙げる勇気はなかった。
ただ、サスペンスとか陵辱、ミステリ・謎解きものじゃなくて、
あくまでも一人のメインヒロインの少女を描くことこそを本質とした場合、
「鎖-クサリ-」って作品は、極めて完成度の高い作品に仕上がっていると信じる。
少なくても自分にとって、3桁を越えるエロゲー/ギャルゲーやってきて
この作品程人間性と思い入れを感じたヒロインは居なかったわけだし。
NAO2の紹介でもちらっと触れたけど、あの手の属性のある人には本当に薦めたい。
ナルキッソス3
ナルキッソス3の紹介を見てあまりにびっくりしたので衝動的に更新。
このシナリオの布陣はごく個人的に嗜好を衝かれまくりというか、なんか凄すぎて驚きを通り越して「え、マジで?」って感じ。
自分にとってはKeyの「Rewrite」よりもよっぽど衝撃的発表だったなー、コレ。
早狩武志&ごぉ(敬称略)の組み合わせなんて、もう脳汁出まくりですよ。
自分たちとは関係ない戦争の惨禍に巻き込まれながらも、宇宙への夢を諦めずにロケット開発を続ける
熱い男達の話とか読みてぇ(←ナルキッソス全く関係ねぇ)。
まぁ、オムニバス形式?で実際にはライター同士の協力とかは薄いかも知れないけど、
個人的にめちゃくちゃ期待作なのは間違いなくー、絶対買うわこれは。
新作発表でここまで興奮したのはここ数年無かったモンなー、
それこそ「群青の空を越えて」以来じゃないかな。いやマジで衝撃だった。
あと、事前情報ではどのシナリオの担当が誰か明かさずにおいて
シナリオ内容から推理させると楽しそうだなぁ。
個人的に早狩シナリオだけはあてられる自信はそれなりにあるんだけど。
とりあえず、現時点でのキャラ紹介の情報だけで安佐乃海璃がそうだと予想。
これで、萌えとかそういう要素出さずに、新居で同棲生活が始まったら
お互いの生活スタイルとかでかみ合わない部分が見えてきてギクシャクとか
リアル路線で来たら一気に可能性が上がるのだけど。
※一晩経って追記。
何が驚きかってごぉ氏はともかく、早狩氏がこういう形でのコラボへのコネ?を持ってたことだなぁ。
基本Light社内では外注の外様だし、元々がエロゲ畑じゃなくて、SF小説とか、同人でのオリ小説とか側の人で
エロゲシナリオやったのはあくまでも小説を出すための手段的発言や件の「あきらかに管理された〜」発言とか
どっちかと言うと敵を作ってる事のが多そうなイメージだったからなぁ。まぁ自分はそれでも全力で好きですが!
アイコンリハビリ
そしてリハビリがてらにアイコン描きを久しぶりに。例によって全部16色以下
上段パイロットアイコンは左から、葉山小十乃(黒ロリ)@セイントオクトーバー、イリス@マシーナの輝石、
お唯@落語天女、変身王子ケエル、武装神姫フブキ、ピエトロ王子@ポポロクロイス物語
ユニットがキママウ@うたわれ+流刑体色々@破壊魔定光で
一見凄く脈絡の無いように見えて、分る人には何の為に描かれたアイコンか分かりやすすぎるラインナップ、多分。
定光ザコの流刑体はデータ的にもプレイヤーに対する嫌がらせ部分がハッキリしてるし、
非人型の一品モノとしてのデザインも凝ってて描いててかなり楽しかった。
アイコン本体とは関係ないけど、アイコン描きの資料として調べてただけだったはずが、
変身シーンのあまりの狂気っぷりに惹き付けられてセイントオクトーバーを見まくってしまったのはまた別の話。