ひまわりリンク集のアクセスログで、リンク元のそこそこ上位になんか海外サイトっぽいのがあったから見てみたら
やたら熱い英語での紹介サイトにちょっと圧倒されたのと、コメントの熱さとか面白かったので、適当に超訳して紹介してみる。

「Himawari」は2007年の冬コミで発売された“blank-note”作のSFADV同人ゲームだ。
私はその前回のコミケ時点で購入してはいたのだが、実際は決して崩すことのないであろう積みゲーの山に埋もれさせていた。
なぜなら“ADV game about living with loli aliens*1”という言葉がキャラ萌えゲーっぽい
雰囲気を漂わせており、それは私の趣味ではなかったからだ。


しかし、ここ五か月の間の熱狂的に次から次へと増えていく感想の山*2の中、あるブログ*3で、
「Higurashi」や「Tsukihime」に並ぶ程と言われているのを見て、私はこの作品をやらねばならぬと決意したのだ。


まず、出だしからして普通にやたら詳しい雰囲気で、“the pile of doujin games”とか“chara moe game”とか分り過ぎだよ(笑)


次の段落は普通にただのゲーム紹介な文なんで略。その次の段落から筆者の感想。

ゲームの質は素晴らしいの一言。イベントCGの数が若干少ないきらいはあるものの、そのクオリティは
市販の――価格で8倍もするような――商業ゲームと比べても全くもって劣らない出来。


物語は床にぶちまけられたパズルのピースの束を、作者が徐々につなぎ合わせ、
隠された全体像が明かされていく、その様子で読み手の興味を引っ張り続ける構造であり、
ラスト間際に巨大なサプライズが待ち受ける“Sharin no kuni”とは逆である。


最初のエンディングを見た段階では、せいぜい平均レベルの出来だと落胆したのだが、
2周目に入りこのゲームへの印象は完全にひっくり返され、このゲームをコンプするまで、
もう読み進めることが止められなくなってることに気づいたのだ。


そして熱のこもった推奨コメント

どうやらこの作品は同人ショップで入荷する度に売り切れを繰り返しており、
ショップでは在庫を注文し続けるという、店の人間にとっては滅多にない程の良い商品となっている。
「Himawari」はおそらく次の同人ブームとなるだろう、そしてそれは本当に本当に大きなものとなるかもしれないのだ!


もはや疑いの余地なく、私はこの作品をシナリオの優れたゲームに飢えている人々に薦めたい。
たったの1000円とおよそ20時間で終えられる。手にとって始めるのはとても簡単だ。


・(5/20追記)
今気づいたけど、紹介画像のファイル名が地味に酷くて吹いた。
"aquaaaaa.jpg"の方は、まぁ叫びたくなる気持ちも分かるから良いのだけど、
残り二人の扱いはそれかよ、みたいな(笑)


あと、以下はコメント欄から抜粋。外人さんのこの熱さとセンスはやっぱり凄いやね

・同人にしてはよさそうだな。
・同人としてはとても見栄えがいいね。キャラクターデザインも驚くほど良いよ。ただ、残念なことに英語版はないんだね……。
11eyesが終わったあとで、気に入ったらやってみるわ。
・紹介記事を書いてくれてありがとう。そうでなければ僕がこのようなスタッフを知ることはきっとなかったよ。
 確かに僕の積みゲーの山もまだまだあるけど、今度旅行した際に見つけたらきっとやってみるよ。
20時間だって? それなら仕事とGTA4と睡眠の間になんとか捻り出せるな。
同じ名前のアニメ(ひまわりっ!)があるから気をつけろ。俺は関係あるつもりでいたんだが、そんなことなかったぜ!
 この二つは無関係ですってきちんと書いとくべきだろ……。
・>その二つは完全に同じ名前じゃないよ。アニメの方にはエクスクラメーションマークが付くだろ。
 紛らわしいといえば同じhimawariって言う別のヴィジュアルノベルがStudio Regripsから2002年に出てる。
 まぁ、今更そっちを見つける方がよっぽど困難って話はあるけどさ。
・どっかのグループでこのゲームを翻訳してくれたら良いのに。
>俺はここ二ヶ月翻訳中だぜ(全部一人でな!)。8月か9月には全部訳し終わると思う。
 今俺がやらなきゃいけないことはこの一人翻訳部隊のウェブサイトを作ることだな。

・俺がこの作品の凄さを保証するよ。ひまわりには特別な何かがあるんだ。
 あと、どうやら続編/前編が計画されてるみたいだぜ。
・>翻訳超頑張れ!。そして全部終わったらメールくれ。そしたらまた記事書くから。
>エイプリルフールネタのCOSMOSは本当になったら良いけど、スタッフ日誌によると
  彼らはもう全く別のプロジェクトに取り掛かってるぽいよ。それも彼らの嘘なことを願うけど。
・>君の翻訳のサンプル画像ってないかな。もしあればウチの紹介に足せると凄い良いんだけど。
・2050年だって?俺は2050年にはその絵の室内よりももう少し進歩した家になってて欲しいと思うぜ。
・おー、キャラデザはキュートだし、面白そうだね。moonspeak(多分スラングで日本語の意味)からの翻訳が終わったのならやってみたいよ。

*1:言わずもがな、ロリっ娘宇宙人同棲ADVの意味

*2:ここでうちのリンク集にリンク

*3:はし(hasidream)さんのこの記事の事だと思われる