シンフォニック=レイン デジタルピクチャーコレクション購入

というわけで、コミケで先行発売された奴の一般販売も始まったようなので
シンフォニック=レインDPCを購入。んで感想


とりあえず、CDーROMを入れてまず出る起動画面のCGにノックアウトされる(笑。
あのCGは卑怯だ、色んな意味で。壁紙コーナーでそのCGに付けられてるタイトルが
『得られなかった未来』ってあたりがまた物悲しいというか儚いものがあるんだよなー。
本編では決して実現し得ないものだけに、より感慨深いものが。
私的にあまりに強烈だったんで、普段は壁紙使わないんだけど、思わず壁紙に設定してしまった。


他の壁紙も、書き下ろしの奴は同じテーマで統一されてて良かったかな。
特典やグッズで既出の絵でも、それぞれしろ氏のコメントが付いていたのが良かった。
設定資料集は初期ラフとか少しあるのが見所かな。立ち絵バリエーションとかも
収録されてるのはいいんだけど、切り替えがオートなのがちょっと残念。
任意に切り替えられたらアイコン資料に便利なのに。


クリエイターズインタビューはまぁ無難な内容で。
各キャラの語源とかはまぁ予想通りな感じで
岡崎さんのコメントが聞きようがないのが返す返すも残念なところ。


おそらくメインの書き下ろしSSは操作性が悪いことさえ除けば、期待に違わぬいい出来で。
特に『いかさまコイン』は選ばれなかった場合のファルとリセのその後で
お互いの心情がかなり読み応えがあった。相変わらず複数視点の使い方が上手いよなー。
『妖精の本』と『の始まり』は併せて読むことでフォーニ誕生の経緯が分かるように。
の始まり』では本編開始前の3人の関係とかも垣間見れて、
色々補完できる部分が。特に本編で殆ど語られなかったアルの心情が分かるのは大きいなー。
トルタEND至上主義だったけど、これ読むとグランドエンドの持つ意味がより感じられて評価が高まる。


総評としては、ファン向けのアイテムとしては良く出来ていて十分に満足がいったかな。
値段も2000円と手ごろだし、本編やって気に入った人は買ってもまず損しないかと。
個人的には壁紙がクリティカルヒットだったのと、SS読んでまた本編を思い出して
泣ける部分もあったし、やっぱり自分がシンフォニック=レインを本当に好きなんだなーって
ことが再確認できたのが何より。