有頂天ホテル

先週末に行こうかと思ってたのだけど、大雪で身動きが取れなかったので
今日になってやっと見て来れたですよ。


天に高く地に深く」とか「BITTERSWEET FOOLS」がやたら好きな事にも現われてるように、
個人的に群衆劇みたいなタイプの作品が好きってのがあるわけで、
結構期待してはいたのだけど、期待してた以上に楽しめたかなー。


主な登場人物だけでも23人っていう大所帯でありながら、一人一人の登場人物のキャラクターが
しっかり立って(まぁ、これは豪華出演陣な役者の個性のおかげって部分も大きいのだろうけど)
それぞれのエピソードがお互いに絡みながら進行して、一つ一つの場面がそれぞれに意味があるというか
「濃く」って、映画館全体がドットわくシーンも幾つもあったし一時も目が離せずに引きつけられた。


至る所に散りばめられてた伏線とかも、クライマックスが近づくにつれて
どんどん収束させて行くあたりは流石に上手いなーと感心。
特にラストのお出迎えシーンはあの、なんでもなかったかのような台詞を
ここに持って来るのかーって感じで、非常に充実した2時間16分を最後まで楽しめた映画だった。