サブ二人をさっくり終えて、ラストのグランドルートも終了。
まー、思うところは色々あるけど、早狩氏の二年分の魂が込められてるだけのことは感じた。
詳しい感想とかはまた後日書くとして、東西に分断された日本での内戦って特異な状況での
登場人物それぞれの想いが人間ドラマを十分に見せてくれたし、
グランドルートでのそれらを受けた上での、人間ドラマを越えた部分での
作品全体の核となる円経済圏の行きつく先を見られて大満足。
天に高く地に深く」をPLAYしたときには、いくら群青に期待してるて言っても
これを越えて今年の私的ベストを取るのは無理じゃないかとも思ったけど、
その杞憂を吹き飛ばすくらいの力はあったなー。
私的TOP2の「僕と、僕らの夏」や「シンフォニック=レイン」と比べると、
冬子さんやトルタと言った感情移入の桁の違うキャラがいなかった分負けてるし、
作品の有りようも「天に高く地に深く」程好きな方向性ではなかったけど、
それでも、ほぼ全ての登場人物に思い入れが持てた上での人間ドラマだけで、
それらと並ぶくらいに好きなゲームに仲間入り出来てる。
とりあえず、今年の私的ベスト当確で。
これまでずっと期待して待ってた作品で、その期待以上のものが見られて本当に嬉しい。