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あれだ、先に好きなキャラ書き終わっちゃうと
続き書くモチベーション下がっちゃって困るね。

･六条宮穂

純粋培養お嬢様でありながら天然に毒舌で微妙に黒いというキャラ設定はかなり好き。
主人公との掛け合いもテンポよくて、楽しい日常ってのを演出するのにはかなり貢献してるキャラ。

そういう日常部分が楽しかったキャラだけに、個別ルートでシリアス方面に話し進んでもあんま面白くないというか
中盤のバカップルやってる部分までは楽しかったけど、終盤は無駄に障害や悩み設置された感もあってイマイチ。
個人的に宮穂シナリオで一番印象に残ったのが、故六条紀一郎氏の人となりだったってのがなんとも。
ぶっちゃけ個別シナリオは一番薄いのは間違いないかな。まぁ、キャラの良さと掛けだけでもって十分楽しめたのだけど。

･藤村静

ロリキャラは黒いか人外じゃないと受け付けないんで(半分本気)キャラ的にはかなりの苦手系。
被保護者の娘として扱うならまだいいんだけど、恋愛対象に扱われるのは流石に厳しい。
ただ個別シナリオ自体は、補習を見守るシーンとか、最後の皆での説得シーンとか
つぐみ寮のメンバー全員で協力するシーン多めで何気にここまでで一番よかったりはした。

･沢城凛奈

一章までは明らかにメインヒロインだったのだけど、2章以降は丸くなった性もあって印象も薄れるわ
他キャラのルートに入った場合の見せ場も少ないわで埋もれちゃい気味な感じで。
個別シナリオは合わせ石の落とし方は捻りが効いてて好きだったけど、盛り上がりって点では
結局Act1ラストは越えなかったのが惜しいかな。ただ学園祭のピーターパンの扱いは感動というか凄い上手いなーと感心。
これ凛奈とピーターパンだけじゃなくてプレーヤーとこの作品との関係も重ねられてるよなー。
これを考えると凛奈シナリオを最後に回した方が良かったかもとちょっと後悔。
エピローグのエピソードは、たとえベタベタなネタだとしても「世界記録だそれは！」のやり取りがむっちゃ好き。
直接的に励ますんじゃなくて、ああいう一見軽口でありながらしっかり気持ちが伝わってるやりとりはいいわ。